103の100周年モデルの情報第三弾(各パーツ) [ホルン]
アレキサンダーホルン103の百周年モデルの各パーツを現行モデルと比較してみました。
スライドの材質が洋銀とイエローブラスという差がまず目に付きますね。
それと、つなぎ目のデザイン。
まずは主管。
先日の写真からでもわかる通りカーブが急激です。100年前のモデルは、こうだったんですね。
F管とB管のチューニングスライドは材質の差とデザインの違いくらいで、さほど変わりません。試しに百周年モデルのこの管を現行モデルに入れてみたところ、ピッタリでした。
次に1~3のスライドは、違いがはっきりしているものだけ写真に。
B管の1番
B管の2番
B管の3番
3番の半田付けの処理が違います。少し前までは、こういった処理が多かったように思います。
判別しにくいのですが、形状と材質の違い以外に幅が違うんです。だから、百周年モデルのこのスライドを現行モデルに入れようと思っても無理です。
少しだけ百周年の方が幅が狭い。
ここでピンときました。
もしかして、ローターの大きさが違うのではと。
初めて百周年モデルを持った時、軽いなという印象とローターの運動性能が現行モデルに比べて高いなという印象がありました。
ローターの径が小さければ楽器重量軽減とレバーの運動性能には、大きな影響を与えます。
そして、現行モデルのローターの外蓋を百周年モデルに取り付けてみました。
案の定、現行モデルの方が全然大きくてサイズが合いませんでした。
第四ローターは、全く同じサイズです。
そして、その外蓋のデザインの違いです。
百周年の方が、とても丁寧に彫刻されています。
第4ローターの蓋が大きいので、これを写しました。
ローターの中は、昔のままではなく、現行モデルでも採用されているルブリケーションチャネルで、使い勝手まで犠牲にはされていません。
アレキサンダー社が単に置物としてのホルンではなく使うことを前提に開発したことがわかりますね。金額を考えたら置物としてはユーザーも許しませんし。
次にベルのところのアレキサンダーロゴの彫刻と名前の彫刻。
上手に撮れていないのでわかりにくい。
各パーツは、こんな感じです。
それからnabeさんという方からコメントいただいてビックリ!!がありました。
依然百周年モデルの製作途中の写真を載せたことありましたが、その楽器は実は私が手にした楽器でした。
奇跡ですね。25分の11だから、ちょっと大げさか。宝くじより確率は全然高い。
http://t-goto-horn.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28
http://t-goto-horn.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29
これを見てください!
それから、ここまで吹いて来ての新たな感想。
古いモデルを参考にして作られてくるということで、音程が相当まずいんじゃないかと心配していましたが、音程は現行モデルよりも良いくらい。
それから低音域がボケにくく立ち上がりが良いこと。
そして鳴りムラが少ない。
フォルテは、現行モデルに比べてやっぱり苦手な気がします。コツを掴むというか慣れてくれば何とかなるかもしれません。
響きは、本当に良いです。
スライドの材質が洋銀とイエローブラスという差がまず目に付きますね。
それと、つなぎ目のデザイン。
まずは主管。
先日の写真からでもわかる通りカーブが急激です。100年前のモデルは、こうだったんですね。
F管とB管のチューニングスライドは材質の差とデザインの違いくらいで、さほど変わりません。試しに百周年モデルのこの管を現行モデルに入れてみたところ、ピッタリでした。
次に1~3のスライドは、違いがはっきりしているものだけ写真に。
B管の1番
B管の2番
B管の3番
3番の半田付けの処理が違います。少し前までは、こういった処理が多かったように思います。
判別しにくいのですが、形状と材質の違い以外に幅が違うんです。だから、百周年モデルのこのスライドを現行モデルに入れようと思っても無理です。
少しだけ百周年の方が幅が狭い。
ここでピンときました。
もしかして、ローターの大きさが違うのではと。
初めて百周年モデルを持った時、軽いなという印象とローターの運動性能が現行モデルに比べて高いなという印象がありました。
ローターの径が小さければ楽器重量軽減とレバーの運動性能には、大きな影響を与えます。
そして、現行モデルのローターの外蓋を百周年モデルに取り付けてみました。
案の定、現行モデルの方が全然大きくてサイズが合いませんでした。
第四ローターは、全く同じサイズです。
そして、その外蓋のデザインの違いです。
百周年の方が、とても丁寧に彫刻されています。
第4ローターの蓋が大きいので、これを写しました。
ローターの中は、昔のままではなく、現行モデルでも採用されているルブリケーションチャネルで、使い勝手まで犠牲にはされていません。
アレキサンダー社が単に置物としてのホルンではなく使うことを前提に開発したことがわかりますね。金額を考えたら置物としてはユーザーも許しませんし。
次にベルのところのアレキサンダーロゴの彫刻と名前の彫刻。
上手に撮れていないのでわかりにくい。
各パーツは、こんな感じです。
それからnabeさんという方からコメントいただいてビックリ!!がありました。
依然百周年モデルの製作途中の写真を載せたことありましたが、その楽器は実は私が手にした楽器でした。
奇跡ですね。25分の11だから、ちょっと大げさか。宝くじより確率は全然高い。
http://t-goto-horn.blog.so-net.ne.jp/2009-10-28
http://t-goto-horn.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29
これを見てください!
それから、ここまで吹いて来ての新たな感想。
古いモデルを参考にして作られてくるということで、音程が相当まずいんじゃないかと心配していましたが、音程は現行モデルよりも良いくらい。
それから低音域がボケにくく立ち上がりが良いこと。
そして鳴りムラが少ない。
フォルテは、現行モデルに比べてやっぱり苦手な気がします。コツを掴むというか慣れてくれば何とかなるかもしれません。
響きは、本当に良いです。
ローターの蓋は、確かに
とても丁寧ですね。
管のデザインも
魅力的です、、、
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by ともみ (2009-11-30 23:04)
そうでしょう。
さすが記念モデルですよね。
by テル (2009-12-01 00:16)
100周年モデルですか・・・・
三響楽器においてありますが、価格も高く、希少価値もたかいですよね。通常のノーラッカーの103の約2ばいくらいですが、世界で25本、日本で12本入荷されますがそれをを考えると安い気もします。 時期150万ぐらいで売られないかな・・・<*^^^*>
by こるの (2011-01-01 19:35)
まだあるんですか!??
150万になるということはないと思いますよ。
by テル (2011-01-03 21:30)
アレキサンダー100周年モデルめっちゃ欲しいです
by yuiyui (2014-02-25 22:59)
さすがにもうないかもしれません。
中古が出回る事はあるかもしれませんが、なんせ日本に12本しかありません。
by テル (2014-02-26 19:38)